ルーペと鳥瞰図

日記と作り話のようなもの。

夏時間

フランスでは先週の日曜日に夏時間に入り、1時間進ませた。

月曜が始まり、朝起きた時にどうしてもふわふわした気分でどうにも落ち着かず、それでも、朝からビザ関係の手続きの準備を始めていた。急に胸の中心に圧迫感を感じ、何か痛いような苦しいような感覚がして、血の気が引くような感じになり、ベッドに横になった。胸の苦しさはずっと続き、ネットで調べ出すといいことないと思っても、指はスマホの上で動いていた。「胸の中心 圧迫感 原因」。案の定、いろんな結果がすぐ出てくる。10分たち、30分たち、1時間経ち、何も変わらないので、諦めて好きな歌を聴いたりしていた。

お昼になってもお腹も空かないのは、ちょっとおかしい、やっぱりビザの手続きはこれだけプレッシャーがかかるのかもしれない。色々、思いを巡らせながら、ぶつぶつと彼に話し出すと、やっと涙も出てきた。おぉ、これだったか。

色々考えると、今月初めから、歯医者の手術、それに続く抗生物質の服用、鎮痛剤、抗炎症剤など、薬漬けだったこともあり、いろいろ疲れてはいた。

14時過ぎにやっと起き上がって、昨日の夕飯の残りのご飯を食べた。あと1時間で、歯医者に出発して、抜糸しに行かなくてはなくてはならない。気合の意味も込めてメイクを施し、歯を磨いていると、舌が黒くなっていることに気づく。おぉ、なかなかすごいな。またネットを参照すると、抗生物質の過多でそうなることがあるらしい。抗生物質をやめて4日ぐらい経ってるんだけどな。

冬時間から夏時間への変更のタイミングで、色々来たなと思った次第。フランスは夏時間の廃止を発表して2年くらい経つけど、実施には至っていない。

色々うまく行かないことは重なるな。

抜糸をして、すぐメトロに乗りたくなくて、レピュブリック駅まで20分くらい歩いた。レピュブリック広場のモニュメントは、ウクライナの国旗が着せられていた。

帰宅すると、胸の痛みは薄らいでいた

 

Place de la République_28.03.2022